平成天皇

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平成天皇とは、第125代天皇明仁を意味する誤称である。

説明[編集]

天皇の号は死後に付けられるもの、つまり追号であるため、第125代天皇を生前にこのように呼ぶのは誤りであり、在位中は「今上天皇」や「天皇陛下」、退位後は「上皇陛下」や「上皇さま」、「平成の天皇陛下」などと呼ぶのが正しい。一世一元の制が定められた明治以降は「明治」「大正」「昭和」と元号がそのまま追号となっているため、上皇明仁が崩御した場合も同様に「平成」の追号が贈られる可能性が高いものの、決定しているわけではない。

「死を前提」にしているとみる向きもあり、そのような観点からすれば「平成天皇」と呼ぶのは不敬にあたるとも考えられる。実際に、2016年には評論家の宇野常寛が「平成天皇」と書いて、強い批判を浴びている。保守系言論人の倉山満は『日本一やさしい天皇の講座』のなかで、「平成天皇」は崩御してから贈る名だから生前にこの名で呼ぶことは適切でないと言いつつも、「平成天皇」と呼ぶことが正しくないと知らなかっただけの人のことを強く批判する必要はないと述べる。

もっとも、反天連メンバー天野恵一の著書『平成天皇の基礎知識』のように、天皇制に反対する立場からは確信犯的に使われることもある。これは「今上天皇」や「天皇陛下」という呼び方は目上の者を敬う表現であることによる。なお、この立場からの呼称としてよく用いられるのは「明仁」「明仁天皇」「天皇明仁」「今の天皇」「現天皇」などである。これらは敬意を示さないが、追号を前提とするわけでもない。

使用例[編集]

その他[編集]

「平城天皇」と書こうとして書き誤るパターン[編集]

平城天皇」と記載しようとして書き誤って「平成天皇」となってしまうパターンもあり得る。これは特に漢字部首部品に着目した漢字直接入力法で土偏を脱字することで起こる。

注釈[編集]

関連項目[編集]