市川 十郎左衛門(いちかわ じゅうろうざえもん、? - 天正10年(1582年)3月)は、戦国時代の武将。甲斐武田家の家臣。
武田信玄・武田勝頼に取次として仕えた市川十郎右衛門尉の子。
天正2年(1574年)8月に父が死去したため、家督を相続して勝頼に仕えた。
『甲乱記』によると、天正10年(1582年)2月、織田信長による武田征伐が開始されると、3月に甲斐国古府中において織田軍に捕縛されて処刑されたという。