川窪氏(かわくぼし)とは、日本の氏族で武家である。甲斐武田氏の一族である。
甲斐国山梨郡河窪(現在の山梨県甲府市川窪町)発祥で、同国の守護大名であり戦国大名であった甲斐武田家の一族である。武田信玄の異母弟・武田信実は長篠の戦いで戦死し、その子・川窪信実は家督を相続して河窪を領したことから、姓を改めた。織田信長の武田征伐により甲斐武田家が滅亡した後は徳川氏に仕え、江戸時代には丹波国で5310石を知行する大身旗本となった。現在では長野県や鹿児島県に多く見られる姓である[1]。