尾道市
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尾道市 (おのみちし) は、広島県南東部に位置し、瀬戸内海に面する自治体である。県内有数の観光地として知られる。山と海に囲まれており、坂の街とも呼ばれる。
どんなところか[編集]
- 平地が少ないため、道路が坂となっていることが多い。
- 尾道ラーメンがある。
- 小説や映画などの舞台にたびたびなっている。特にアニメ作品の聖地としては極めて有名。
- 今治市へ向かうしまなみ海道が有名で、途中生口島まで市域である。
- 1975年の山陽新幹線開業時に三原市に新幹線駅を取られたことに根を持ち、13年後に新尾道駅を誘致するも、三原や福山に出やすい地域が多いので一部で「新幹線要らん駅」の一つに挙げられている。
- 北方向に1964年まで1067mm軌間の電化私鉄の尾道鉄道が存在した[注釈 1]。
歴史[編集]
平安時代には、千光寺や艮神社などの寺社が存在した。901年、菅原道真は左遷途中に尾道を経由し、これが御袖天満宮の起源となった。
都市としての発展は、1169年に備後国大田荘(世羅町)の倉敷地(倉庫)となったことから始まる。以後、荘園の港町として尾道は発展していくこととなった。
1898年に県下で2番目に市制が施行された。大正時代には志賀直哉や林芙美子といった有名な文学者が居住したことで知られる。
明治から昭和にかけて、造船業で栄える一方、大林宣彦監督作品のロケ地として「坂道」の観光地となったが、新幹線駅誘致は立ち遅れた。
平成の大合併では、向島町、御調町、因島市、瀬戸田町を合併し、市域を南北に拡大した。
尾道が舞台となった作品[編集]
脚注[編集]
- 注釈
- ↑ 今存続していれば、尾道鉄道の栗原駅が新幹線新尾道駅の乗換駅になって、「新幹線要らん駅」扱いされること無かったのに…。
- 出典