小宮山氏(こみやまし)とは、日本の氏族で武家である。
信濃国佐久郡小宮山村(現在の長野県佐久市)を発祥とし、藤原氏の流れを汲むという[1]。甲斐国の武田信玄や勝頼に仕えた。
戦国時代に因幡国右近城(現在の鳥取県八頭郡智頭町)の城主を務めた一族で、文明年間(1469年から1487年)に小宮山宗珠が備前国から因幡国に移り、右近城を築城したのが始まりという。天正年間(1573年から1592年)に織田信長の命令で侵攻してきた羽柴秀吉に敗れ、帰農した[1]。
現在では長野県から関東地方南部に多く見られる姓である[1]。