学校の七不思議
学校の七不思議(がっこう―ななふしぎ)とは、小中高専専短大院問わず、学校に大抵ある七つの不思議である。
七不思議の例[編集]
これはあくまで例であるため、七つ以上あることは気にしないで頂きたい。
増える階段[編集]
名前の通り、階段の数が増えるというものである。増える段数は一つのことが多い。
徘徊する幽霊[編集]
学校中を徘徊する幽霊。学校に限らず、色々な所で噂されている。
夜の音楽室から聴こえるピアノ[編集]
夜の音楽室から聴こえるピアノの噂。聴こえる曲はベートーベンの「エリーゼのために」が一般的だとされているが、弟子のチェルニーの曲だという凝ったバリエーション」もある。
心霊写真[編集]
学校や野外活動、遠足での集合写真が心霊写真だった、というもの。
トイレの花子さん[編集]
トイレに生息している、年齢不明の花子さん。所在地は、三階の女子トイレの一番奥の個室が大多数を占めている。
動き回る人体模型[編集]
こちらは、ただ単に動き回る人体模型である。少々不気味ではあるが、上の六つと比べると少しインパクトが足りない。
むんこ『らいかデイズ』では、他所の学校の人体模型から骨格模型に引っ越してきた幽霊が登場する。
黒板に開く穴[編集]
4月4日4時44分44秒に黒板に円を描くと、その円の中から婆が出てきて、中に引きずり込まれるらしい。あと、派生として、この時に白い壁を見ると異世界の扉が開くという噂もある。
桜の木の下には死体が埋まっている[編集]
桜の木の下には死体が埋まっているのだそうだ。この話の元ネタは、梶井基次郎の短編小説「櫻の木の下には」である。
モナリザと目が合う[編集]
モナリザと目が合う理由は、そうなるように描かれているから。
音楽室に飾ってある肖像画と目が合うことも多いが、ドイツ・ロマン派であるベートーベン以降はなぜか目が合わない。鬘を被っている人限定である。
開かずの間[編集]
開かずの間。似たようなものとして開かずの金庫があるが、こちらは結構現実的である。
天井裏の散歩者[編集]
天井裏で物音がする。ハクビシンやアオダイショウやネズミでなければ学生の仕業である。教室の後ろのほうにある掃除用具入れの上にだいたいアクセスパネルがあるので、気になるなら覗いてみるといい。
休講地蔵[編集]
正門横にお地蔵様があり、お願いすると休講になるというものがある。都立日比谷高校の、赤坂見附側の門ではなくて永田町側がその正門である。
栗の木[編集]
梅雨明けの登校時に、一部の男子学生の表情が沈鬱になる時期がある。これはクリやスダジイが植えられていることによる。意味がわからない人は「栗の雄花」で検索してみよう。
七不思議を全部知ると[編集]
「七不思議を全部知ると死ぬ」。だから、あなたもここで ――
…… と言いたいところだが、人間はどっちみちいつかは死ぬのである。このネタは中島らもが『明るい悩み相談』で「焼いたじゃがいもに味噌をつけて喰うと死ぬ」というネタで書いている。