遠足

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遠足(えんそく)とは、学校行事の一つで校外見学などで遠くへ出かける日帰り程度の旅行のこと。

概要[編集]

原則は徒歩で目的地に向かうが、近年は学校でバスを貸し切ってそれで向かうこともある。徒歩旅行ハイキングに近いが、教育的な行事である。徒歩での遠足は学校から学区内やその近隣にある自然の家や大きな公園が目的地となる事が多い。

地域・学校によっては登山を行う場合もある。

沿革[編集]

学校行事としての遠足は明治時代にその起源があり、兵式訓練の一環として取り入れられた。

目的[編集]

集団行動や公共性を身につける目的があるため幼稚園に代表される就学前教育機関、初等教育の小学校では遠足は定番行事で、学習指導要領にも特別活動として行うべき行事に定められている。なお社会科見学や理科の野外観察、生活科の校外探検を「遠足」と称している場合や、遠足を廃止して社会科見学に切り替えるところもある。

保育園でも行われており、こちらは園児達のレクリエーションやお楽しみ企画的な意味合いが強い。

余談[編集]

ステレオタイプなイメージでは、遠足のおやつは1人300円までと上限設定されることが多い。また、「バナナはおやつに入るかどうか」という定番の論争があるが、「あるあるネタ」として独り歩きしており、現実にこれが話題になるシーンは余りお目にかからない。(余談の余談になるが、公職選挙法施行令では、1日500円までお菓子代を実費として計上できる、という遠足みたいなルールが定められている。)

関連項目[編集]