季刊福祉労働

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

季刊福祉労働(きかんふくしろうどう)は、現代書館東京都千代田区)が発行している季刊雑誌。副題は「障害者保育教育の総合誌」。

概要[編集]

障害者に関する社会運動や制度・政策を扱っている[1]。1979年4月の養護学校義務化実施に反対する運動をきっかけとして1978年12月に創刊された[2]。菊地泰博・現代書館社長によれば、養護学校義務化を前に「障害者が選別され、能力別に囲い込まれていく動き」はまずいのではないかと考え、障害者教育の雑誌の創刊を決意したという[3]。「『季刊 福祉労働』150号記念講演会&シンポジウム開催のご案内」によれば、養護学校義務化に反対し、障害児の普通学校・普通学級での教育を求める市民運動を結ぶメディアとして創刊された[4]。創刊号の特集は「義務化される養護学校とは」。以後、1年に1回は教育に関する特集を組んでいる[5]

1989年4月発行の第42号から奥付タイトルが『福祉労働』から『季刊福祉労働』に変更された。創刊以来、本体価格は950円であったが、1991年の51号から250円値上げした[3]。2003年に100号[6]、2016年3月に150号を迎えた[1]

大阪で創刊された障害者問題総合誌『そよ風のように街に出よう』とともに「東の『福祉』、西の『そよ風』」と並び称された[3]。日本の障害者運動に大きな影響を与えている[6]

主な編集者[編集]

主な執筆者[編集]

脚注[編集]

  1. 1.0 1.1 季刊誌「福祉労働」:150号に 「障害者」をめぐる社会運動などに特化「思い」伝え続けたい /東京 毎日新聞(2016年4月25日地方版)
  2. 川北稔「障害をめぐる専門的知識と教育(1) ―養護学校義務化と『福祉労働』誌― 」『愛知教育大学研究報告. 教育科学編』63輯、2014年、180頁
  3. 3.0 3.1 3.2 「踏ん張る障害者雑誌『福祉労働』 創刊から12年、やむなく値上げ」『朝日新聞』1991年4月28日付朝刊11面(読書)
  4. 『季刊 福祉労働』150号記念講演会&シンポジウム開催のご案内 全国自立支援センター協議会(2016年5月13日)
  5. 立岩真也「学者たちが、ではなかったこと:『流儀』・02 生活書院
  6. 6.0 6.1 「「季刊福祉労働」100号に(情報フォルダー)」『朝日新聞』2003年9月28日付朝刊12面(読書2)

外部リンク[編集]