坂城神社
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坂城神社(さかきじんじゃ)とは、長野県埴科郡坂城町坂城に存在する神社である。祭神は大己貴命、事代主命。
概要[編集]
延喜式内社で、飛鳥時代から奈良時代に移り変わる645年から710年の間に創建されたものと推定されている。通称は大宮明神という。
戦国時代の天文22年(1553年)、村上義清が武田晴信に攻められて居城の葛尾城を失った際にこの神社も武田軍の兵火によって焼失したが、後に晴信は再建に着手。社領を寄進している。ただし、社殿が完全に元通りに復興したのは江戸時代の万治3年(1660年)までかかることになった。
社地はおよそ1300平方メートルで、葛尾山東麓に位置している。社殿は本殿や拝殿などがあり、小安社、琴平社ほか末社2社がある。