国鉄マニ50形客車
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国鉄マニ50形客車は、日本国有鉄道が設計、開発した客車である。
登場に至った経緯[編集]
鉄道黎明期を除き、荷物車 (鉄道車両)は陳腐化した旅客車からの改造がほとんどであり、新製車は少なかった。スニ30、マニ32、スニ40、スニ41等が新製されたが、それ以上の多くの車両が改造で登場した。本形式登場前年までは国鉄マニ36形客車が改造で登場していたが、種車は新製から40年以上経過している車両もあり、老朽化が著しかった。
概要[編集]
車体長20000mm、車体幅2800mmである。塗色は青15号である。全室が荷物室の荷物車 (鉄道車両)である。
運用[編集]
日本全国の荷物列車や旅客列車に連結されたが、昭和61年11月1日日本国有鉄道ダイヤ改正による日本国有鉄道の荷物輸送廃止により用途を失い、大半の車両が廃車になったが、救援車 (鉄道車両)として国鉄分割民営化を迎えた車両もある。また、北斗星 (列車)の電源車として改造されたり、モトトレイン、モトとレール用にオートバイが積めるよう改造されてJRグループに活用された車両もある。