佐藤忠志

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佐藤 忠志(さとう ただし、1951年昭和26年〉5月4日[1] - 2019年令和元年〉9月24日)は、日本の教育評論家、タレント。予備校講師(英語担当)、拓殖大学客員教授を歴任した[2][3]。愛称は「金ピカ先生」、「ヤッチャン先生[3][4]

東京都杉並区出身[1]中野区立多田小学校に入学、私立宝仙学園小学校に転校を経て杉並区立桃井第二小学校卒業。杉並区立神明中学校卒業。芝浦工業大学高等学校卒業。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。筑波大学大学院地域研究科修了[1][5]

経歴[編集]

慶應義塾大学法学部政治学科在学中は内山秀夫研究会に所属し国際政治学英語音声学を専攻[1]

慶應卒業後、筑波大学大学院地域研究科(第1期生)修士課程を修了[2][1]。その後1977年(昭和52年)に代々木ゼミナール講師となり[3]、独特のヤクザ風の風貌と教授法で金ピカ先生として一世を風靡。旺文社大学受験ラジオ講座も担当する[6]

1988年(昭和63年)に東進ハイスクールへ移籍[6]。さらにタレント活動にも進出し、1986年(昭和61年)11月に「ズバ単ラップ」でファンハウスより歌手デビュー[2]1987年(昭和62年)4月に映画『恐怖のヤッチャン』(東映)で俳優デビュー[2][3]香港映画『留学生的故事』(香港ゴールデンハーベスト)、バラエティ『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』などに出演した[2]。しかし、1992年平成4年)に予備校講師を引退[3][2][6][7]。その後は主にタレントや評論活動に重きをおいている[2]2001年(平成13年)、第19回参議院議員通常選挙自由民主党公認で比例区から出馬したが落選[2][6]

晩年は1人暮らしで生活保護を受けるなどの生活を続けており、地域包括支援センターからデイサービスを受けていたという。2019年(令和元年)9月24日朝、デイケアセンターの職員が佐藤の自宅を訪問したところ返事がなかったので、警察官立会いの下で室内に入ったところ、死んでいる佐藤を発見した。68歳没[8]

晩年の佐藤は脳梗塞糖尿病を患うなど体調を崩しており[9]2017年(平成29年)にフェイスブックにおいて、「もう私には趣味はない。生きる甲斐、目標がない」とつづっていたという。妻とは離婚調停中で、子供もいなかったという[10]

2018年(平成30年)末、トップ・カラーとの契約を解除[9]

出演[編集]

バラエティ[編集]

その他のテレビ番組[編集]

  • アイラヴリビング(日本テレビ放送網)
  • 新アフタヌーンショー(テレビ朝日

映画[編集]

  • 恐怖のヤッチャン
  • ちょうちん
  • クレージーボーイズ
  • ガラスの中の少女
  • 留学生的故事
  • 青い山脈 - 演技指導。
  • 龍虎兄弟
  • 借金グIII

テレビドラマ[編集]

  • ミルクハウス(フジテレビジョン)
  • 熱くなるまで待って(フジテレビジョン)
  • 天までとどけ(TBSテレビ)
  • ゲンコツ和尚は名探偵(TBSテレビ)
  • 湯けむり女子大生騒動(テレビ朝日)
  • 最高の恋人(テレビ朝日)

オリジナルビデオ[編集]

  • 新・オレは男だ!サラリーマンになりたい
  • ダダーン
  • ギャルザコップ
  • 夏休みの伝説
  • 栄光のトラッカー
  • リストラ代紋2
  • パチンコ無宿
  • なにわ遊侠伝
  • 修羅がゆく4
  • ザ・首領

CM[編集]

  • 0041
  • 一富士スッポン
  • キンレー食品
  • 机のチトセ
  • STOP AIDS
  • ロート目薬
  • パチンコメーカー西陣

脚注[編集]

  1. a b c d e Profile”. 金ピカ先生 オフィシャルウェブサイト. Profile. ゴールデンスタープロモーション. 2016年3月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年9月13日確認。
  2. a b c d e f g h 金ピカ先生 講演依頼 プロフィール|Speakers.jp(スピーカーズ)”. タイム. 2019年9月25日確認。
  3. a b c d e Office”. 金ピカ先生 オフィシャルウェブサイト. Office. ゴールデンスタープロモーション. 2016年3月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年9月13日確認。
  4. 俳優・タレント・CM・ファッションモデル…ダブルフォックス WFOXX”. ダブルフォックス. 2019年9月25日確認。
  5. 金ピカ先生 プロフィール|講演会・セミナーの講師紹介なら講演依頼.com”. ぺルソン. 2019年9月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年9月25日確認。
  6. a b c d “年収2億カリスマ予備校講師・金ピカ先生…朝からビールの日々「生きる屍です」”. スポーツ報知報知新聞社). (2018年7月5日. https://hochi.news/articles/20180704-OHT1T50192.html 2020年9月13日閲覧。 
  7. その後も1990年代後半には栄光予備校2005年(平成27年)12月26日から12月30日までに神奈川県小田原市小田原城址公園報徳二宮神社報徳会館大学入試英語および高校入試英語の特別冬期講習に出講するなど英語講師としての活動が皆無なわけではない。また、拓殖大学系列の高等学校での受験指導も担当している。
  8. 「金ピカ先生」死す…カリスマ予備校講師の佐藤忠志さん68歳、自宅で スポーツ報知 2019年9月25日 4時00分配信
  9. a b “「金ピカ先生」孤独死…元人気予備校講師、佐藤忠志さん68歳で”. スポーツニッポンスポーツニッポン新聞社). (2019年9月26日. https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2019/09/26/kiji/20190925s00041000600000c.html 2020年9月13日閲覧。 
  10. 日刊スポーツ2019年9月26日。18面

外部リンク[編集]