佐用駅

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佐用駅
さよ
Sayo
所在地兵庫県佐用郡佐用町佐用2826-3
所属事業者西日本旅客鉄道(JR西日本)
智頭急行
電報略号サヨ
駅構造地上駅(盛土上)[1]
ホーム2面4線[1]
乗車人員
-統計年度-
(JR西日本)-2019年-
450人/日(降車客含まず)
乗降人員
-統計年度-
(智頭急行)-2018年-
404人/日
開業年月日1935年昭和10年)7月30日[1]
乗入路線 2 路線
所属路線K 姫新線(JR西日本)
キロ程45.9km(姫路起点)
播磨徳久 (3.4km)
(5.0km) 上月
所属路線智頭急行智頭線
キロ程17.2km(上郡起点)
久崎 (5.0km)
(5.3km) 平福
備考共同使用駅(JR西日本の管轄駅)
業務委託駅[1]
みどりの窓口[2]

佐用駅(さよえき)は、兵庫県佐用郡佐用町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)および智頭急行[1][2]。JR西日本の管轄駅である[3]

概要[編集]

佐用郡の中心駅。鳥取方面や大阪方面などへの特急列車が発車する。

当駅の西方で、姫新線と智頭急行線が立体交差するが、当初は姫新線と智頭線の共用区間を設ける構想だった。

駅構造[編集]

1階に出口が、2階に2面4線のホームが設置されている。JR線ホームと智頭急行ホームの行き来には、中間改札を通る必要がある。

JR線[編集]

  • 出入口の一覧
    • 出口 - 1階
    • 智頭急行改札 - 1階。智頭急行への乗換・乗車専用。
  • 番線の一覧
    • 1番線 - 龍野方面が主
    • 2番線 - 林野方面が主

智頭急行[編集]

  • 出入口の一覧
    • 智頭急行改札 - 1階。改札の外はJRのコンコースで、駅の外へはさらに改札口を通る必要あり。
  • 番線の一覧
    • 1番線 - 鳥取方面の半数、大阪方面
    • 2番線 - 鳥取方面の半数、岡山方面


発車する列車[編集]

路線・方向順に記す。種別の赤字は特急料金が必要。方向欄の数字は停車駅間距離[km]を表す[4]

種別 方向 本数
備考 乗場
智頭急行上り 岡山方面
特急
スーパーいなば
佐用  17.2  上郡  53.8  岡山 6本/日
岡山行。
岡山への直行特急。朝から夜にかけて3時間に1本運行し、深夜は2時間に1本の運行となる。
 智頭 2番線
姫新線下り 林野方面
快速
普通
佐用  5.0  上月  6.7  美作土居  5.4  美作江見 0.4本/時(林野方面)
7本/日(上月行)
津山行など。
午前中は半数が上月止まり。夜の1本のみ快速として運行し、美作土居を通過する。林野方面への直通列車は3時間に1本の運行が基本だが、夕方・夜は2時間に1本の運行となり、深夜は上月止まりとなる。
 JR 2番線
一部1番線
智頭急行下り 大原・鳥取方面
特急
スーパーはくと
 スーパーいなば
佐用  16.0  大原  22.9  智頭  21.6  郡家  10.3  鳥取 1本/時
倉吉行、または鳥取行。
鳥取への直行特急。県庁所在地直通の中で最も本数が多い。一時間あたり1本の運行が基本だが、朝・昼過ぎ・夕方・夜は2時間に1本の運行となる。
 智頭 1番線
普通 佐用  5.3  平福  4.6  石井  3.5  宮本武蔵  2.6  大原 0.5-1本/時
智頭行、大原行など。
各駅停車。2時間に1本の運行が基本だが、朝・夜は1時間に1本、夕方は毎時2本の運行となり、深夜は運行しない。
 智頭 1番線
一部2番線
姫新線上り 龍野方面
普通 佐用  3.4  播磨徳久  5.9  三日月  5.4  西栗栖  3.6  千本 0.5本/時
播磨新宮行など。
各駅停車。2時間に1本の運行が基本だが、朝は1時間に1本の運行となる。
 JR 1番線
一部2番線
智頭急行上り 上郡・大阪方面
特急
スーパーはくと
佐用  17.2  上郡  34.8  姫路  35.4  明石  21.9  三ノ宮  30.6  大阪 0.5本/時
大阪行など。
大阪への直行特急。朝から夜にかけて2時間に1本運行し、深夜は運行しない。
 智頭 1番線
普通 佐用  5.0  久崎  4.8  河野原円心  2.6  苔縄  4.8  上郡 0.5-1本/時
上郡行。
各駅停車。2時間に1本の運行が基本だが、朝・昼過ぎ・夕方・夜は1時間に1本運行し、深夜は運行しない。
 智頭 1番線
一部2番線


各方面への本数[編集]

岡山方面
智頭急行の特急スーパーいなばが2-3時間に1本発車する。
鳥取方面
智頭急行の特急スーパーはくと、いなばが平均毎時1本発車する。
大阪方面
智頭急行の特急スーパーはくとが2-4時間に1本発車する。
上郡方面
智頭急行の普通列車が1-2時間に1本発車する。
林野方面
JR線の普通列車が2-3時間に1本発車する。
大原方面
智頭急行の普通列車が1-2時間に1本発車する。
龍野方面
JR線の普通列車が2時間に1本発車する。多くは播磨新宮止まりで、龍野市街へは播磨新宮で乗換となる。


時刻毎の本数[編集]

時刻毎の運行本数(平日・休日共通)
種別 行先 各時刻帯の時間あたりの本数
3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 0 1 2
特急
  Sはくと,etc
倉吉
鳥取
1 1 1 2 1 2 1 2 1 1 1
普通
 
智頭
大原,etc
1 2 1 1 1 1 1 2 1 1 1 1 2
普通
 
姫路
播磨新宮
3 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1
特急
  Sはくと
京都
大阪
1 1 1 1 1 1 1
特急Sいなば 岡山 1 1 1 1 1 1
普通
 
上郡
 
1 2 1 1 1 1 1 1 1 1 1 2 1 1
快速
 
津山
 
1
普通
 
新見
津山
1 1 1 1 1 1
上月 1 1 1 1 1 1 1


沿革[編集]

  • 1935年7月30日 - 国鉄姫津東線 佐用 - 本竜野方面開通により開業。
  • 1936年4月8日 - 佐用 - 美作江見間延伸により、中間駅となる。姫津東線は姫津線に改称し、後に姫新線となる。
  • 1989年(平成元年)3月14日 - 姫新線を走る大阪直通の急行「みささ・みまさか」が廃止され、線内快速に格下げされる。
  • 1994年12月3日 - 智頭急行 上郡 - 佐用 - 智頭間が開通、乗換駅となる。大阪と鳥取を結ぶ特急スーパーはくとが開業時より停車。
  • 2024年3月16日 - 特急スーパーはくとのうち1往復が通年運行となり、ほぼ終日2時間に1本の運行となる。

駅周辺[編集]

大撫山と佐用坂に挟まれた、佐用川沿いの市街地・農地。佐用町の中心部。

バス路線[編集]

姫新線と並行する路線が運行する。

隣の駅[編集]

西日本旅客鉄道
K 姫新線
快速(下りのみ運転)
佐用駅上月駅
普通
播磨徳久駅 - 佐用駅 - 上月駅
智頭急行
智頭線
特急
上郡駅 - 佐用駅 - 大原駅
普通
久崎駅 - 佐用駅 - 平福駅

脚注[編集]

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  1. a b c d e 『兵庫の鉄道全駅 JR・三セク』 神戸新聞総合出版センター、2011年12月15日、176頁。ISBN 9784343006028
  2. a b 佐用駅|駅情報:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2014年11月7日確認。
  3. 佐用駅”. 智頭急行. 2014年11月7日確認。
  4. 平均的な停車駅間隔を、欄冒頭の色で表している。大まかな目安は、 :200km以上、  :60-200km、  :25-60km、  :8-25km、  :3-8km、  :1-3km、  :1km未満。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

K 姫新線の駅一覧
姫路 - 播磨高岡 - 余部 - (余部信号場) - 太市 - 本竜野 - 東觜崎 - 播磨新宮 - 千本 - 西栗栖 - 三日月 - 播磨徳久 - 佐用 - 上月 - 美作土居 - 美作江見 - 楢原 - 林野 - 勝間田 - 西勝間田 - 美作大崎 - 東津山 - 津山 - 院庄 - 美作千代 - 坪井 - 美作追分 - 美作落合 - 古見 - 久世 - 中国勝山 - 月田 - 富原 - 刑部 - 丹治部 - 岩山 - 新見
上郡 - (岩木信号場) - 苔縄 - 河野原円心 - 久崎 - 佐用 - 平福 - 石井 - 宮本武蔵 - 大原 - 西粟倉 - あわくら温泉 - 山郷 - 恋山形 - 智頭(>>鳥取方面