今井 肥前守(いまい ひぜんのかみ、? - 天正10年4月6日(1582年4月28日))は、戦国時代の武将。甲斐武田家の家臣。
武田家の親類衆で、武田信玄・武田勝頼父子に仕えた。永禄年間に見られる信玄旗本の陣立書に名前がある。
天正10年(1582年)2月、織田信長による武田征伐が開始されると、織田軍に捕らえられて甲斐国南山で息子の今井惣一郎と共に処刑されたという(『甲乱記』)。ただ、忌日が4月6日と勝頼の自害から1ヶ月近く後であることから、しばらく逃げ延びたものの追跡されて捕縛され処刑された可能性が高い。