牡蠣
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牡蠣(カキ、英語: oyster)は、イタボガキ科とベッコウガキ科の二枚貝の一種。
概要[編集]
牡蠣殻を焼いて粉末化したもの「ぼれい」[1]といい、カルシウム補給のために薬用とし、インコや鶏などの鳥類に与えることもされる。
身の部分は、食材や調味料(オイスターソースなど)の原材料として、長く歴史的に用いられている。
性転換することが知られている。古来、「牡しかいない」と信じられていたため、「牡蠣」と表記される。
一般の貝のように、殻がツルツルしておらず、ザラザラしている。「岩に着生している」とされるが、牡蠣殻にも着床し、珊瑚礁ならぬ牡蠣礁を形成する。東京湾では三番瀬のカキ礁が知られる。水質浄化は海水魚の稚魚の魚醤としての効用があるとされるが、航行量の大きい東京湾においては邪魔者扱いもされており、いろいろと議論がある。
マガキ属は、世界的に養殖されている。
食用としての利用[編集]
グリコーゲンなどのうまみ成分を多く含むため、食材として広く用いられる。ヨーロッパにも(生体のまま)移入され、定着している。塩焼きやカキフライなども有名で、愛されている。
脚注[編集]