五本松城
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五本松城(ごほんまつじょう)は、愛知県豊橋市石巻中山町にあった戦国時代の城[1]。
歴史[編集]
五本松城は三河守護代の西郷氏の居城である。築城されたのは永禄年間と思われ、永禄5年(1562年)に今川氏真の武将で宇津山城主・朝比奈泰長に攻められて落城する。その後、西郷氏は徳川家康の家臣となり、家康が天正18年(1590年)の小田原征伐後に関東に加増移封されると、当時の西郷家員は家康に従って関東に移り、下総生実で5000石を与えられた。子孫は1万石の大名(安房東条藩)を経て、5000石の旗本となった[1]。
城跡は現在、住宅地と耕地となり、遺構は何も残っていない。一帯は一段高い地形を成しており、往時は居館城であったことがわかる[1]。