世界気象機関
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世界気象機関(せかいきしょうきかん、World Meteorological Organization、略称WMO)とは、国際連合の出先機関の一つで、気象の観測・予報に関連する業務を行っている。1950年に設立され、世界全体で統一した基準での気象データを利用できるようにするための各種標準の整備を行っており、また、1990年代以降は、地球温暖化に関係するデータの収集、分析も行っている。本部はスイスのジュネーブにある。気候変動が進み、各地で異常気象が激増し、大きな被害を出している中、世界気象機関の役割は重要性を増している。日本の気象庁を含め、各国の気象機関が世界気象機関の下で積極的に国際協力を行うことが、このような異常気象への対策には必要不可欠であろう。