ミツクリエナガチョウチンアンコウ

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ミツクリエナガチョウチンアンコウ
分類
アンコウ目
亜目チョウチンアンコウ亜目
ミツクリエナガチョウチンアンコウ
ミツクリエナガチョウチンアンコウ
名称
学名Cryptopsaras couesii
和名ミツクリエナガチョウチンアンコウ (箕作柄長提灯鮟鱇)
英名Triplewart seadevil
保全状況
IUCNレッドリスト低危険種


ミツクリエナガチョウチンアンコウとは、アンコウ目ミツクリエナガチョウチンアンコウ科の深海魚である。

概要[編集]

世界中の熱帯・亜熱帯の500~1250 mに生息する。

オスよりメスのほうが大きくなる。オスの最大体長は7.3cmで、メスの最大体長は44.0 cmである。

名前[編集]

和名は、 Jordan, Tanaka & Snyder (1913)で、本種のシノニムとされるParaceratias mitsukuriiに命名された。

標準和名の『ミツクリ』とP. mitsukurii種小名は、箕作佳吉博士への献名である。

かつては、最も長い和名を持つ魚類だったが、1982年ウケグチノホソミオナガノオキナハギが命名されたため、2番目になり、1982年にCaulophryne jordaniに「ジョルダンヒレナガチョウチンアンコウ」という名前がついた。

2022年には、Caulophryne polynemaに「フサフサヒレナガチョウチンアンコウ」、Anguilla australis schmidtiに「ニュージーランドショートフィンウナギ」と命名され、5番目に最長となった。

関連項目[編集]