フサフサヒレナガチョウチンアンコウ

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フサフサヒレナガチョウチンアンコウとは、ヒレナガチョウチンアンコウ科に属するチョウチンアンコウの一種である。

形状[編集]

エスカはフサフサする。

メスは体が丸く、口は大きい。 背鰭と臀鰭は細長い。

生態[編集]

太平洋と大西洋の水深585–2000mに分布する。

日本では岩手県沖のみで確認されている。

分類と名称[編集]

本種はRegan (1930)によって記載された。

2023年、三澤らが日本から初めて記録され、この時に「フサフサヒレナガチョウチンアンコウ」と命名された[1]。これまで日本産魚類の中で和名が最長なのは16文字の「ミツクリエナガチョウチンアンコウ」及び「ケナシヒレナガチョウチンアンコウ」だったものの、本種の和名が1文字多い17文字であった為、本種が1位となった。

出典[編集]

  1. 三澤遼、鈴木勇人、甲斐嘉晃「東北地方太平洋沖から得られた日本初記録のヒレナガチョウチンアンコウ科魚類 Caulophryne polynema フサフサヒレナガチョウチンアンコウ(新称)」、『魚類学雑誌』第69巻第2号、2022年11月5日、 129-136頁、 doi:10.11369/jji.21–036