パーキングエリア
パーキングエリア(ぱーきんぐえりあ)とは、高速道路上に存在する休憩場所のことである。基本的に、サービスエリアより規模が小さく、シンプルな構造をしている。通称・略称は「PA」。
基本的に、トイレ、自動販売機が設置されているが、稀にスマートインターチェンジや売店が設置されている規模が大きいPAもある。ごく稀に、サービスエリア級、または通常サービスエリアを上回る規模のパーキングエリアもある。だいたい15km毎に設置されている。サービスエリアとは設備が異なり、サービスエリアは飲食店や土産物店が必ず入っているが、パーキングエリアは一時休憩するための施設であるため、トイレや喫煙所がある程度である。ただし違いが明確ではない。
新直轄方式などで高速道路が無料区間の場合は、パーキングエリアを設置せず、ICの近隣に設置した道の駅に、PAの役目を担わせている箇所がある。
ガソリンスタンドについて[編集]
ガソリンスタンドが併設されている場合、高速道路外のガソリンスタンドとは異なる、独自の価格決定方法を持っており、一部のエリアにはセルフ式のスタンド(特に2000年以降に新規開設されたガソリンスタンドはセルフ式となっていることが多い)もある。
また、高速道路のパーキングエリアの一部に併設されているガソリンスタンドでも、基本的に3油種(レギュラーガソリン、ハイオクガソリン、軽油)のみを取り扱い、灯油を取り扱うガソリンスタンドはなく、ブランドも基本的に元売りの系列に属する給油施設が多いが、東北自動車道にある鶴巣PA(上り線)の給油施設は、一時期、全国のパーキングエリアに併設されている給油施設で唯一、元売りの系列に属さないガソリンスタンド(無印スタンド)となったことがあった。かつては、サービスエリアをも含めると、東北自動車道にある岩手山SA(上り線)と山形自動車道にある寒河江SAの給油施設にも、それぞれ元売りの系列に属さないガソリンスタンド(無印スタンド)が存在した時期があったが、現在は岡山自動車道にある高梁SA(下り線)に設置されている給油施設が全国で唯一、元売りの系列に属さないガソリンスタンド(無印スタンド)となっている。
詳細は「サービスエリア#給油所(ガソリンスタンド)」、「高梁サービスエリア#備考」、「鶴巣パーキングエリア#備考」、「無印スタンド#備考」を参照