「第2回エンペディア大賞」が2月いっぱい開催中です。2024年に作成された記事の中から、お気に入りの記事に投票しましょう!
セルビア鉄道
ナビゲーションに移動
検索に移動
セルビア鉄道(セルビア語:Железнице Србије,Železnice Srbije、略称:ЖС,ŽS)とはセルビアで鉄道事業を行う国有鉄道会社である。
概要[編集]
ユーゴスラビア内のセルビアの領内でユーゴスラビア鉄道が運行を行っていた範囲から生まれた会社である。モンテネグロが独立する少し前までの2003年まではユーゴスラビア鉄道を名乗っていた。2011年にはそれまで公営だったのが有限会社へと移行された。
歴史[編集]
1854年8月20日にセルビア初の馬車鉄道が開通した。そして蒸気機関車によって運行される路線は1856年に開通した。
そしてセルビア鉄道は1881年にミラン1世によって設立された。最初の王室列車はベオグラードからニシュまで走った。
第一次世界大戦後にはユーゴスラビア王国の成立に伴いユーゴスラビア鉄道となった。ユーゴスラビア鉄道はユーゴスラビア解体まで存続した。
最初の電化路線は1970年にベオグラードとシド(セルビア鉄道101号線)の間で電化された。
近年ではFLIRT (鉄道車両)を発注している。
鉄道網[編集]
セルビアの鉄道網は3739㎞に及び、うち295㎞は複線である。また1279㎞は電化されている。鉄道がないに等しいアルバニアを除いて全ての近隣諸国と鉄道の接続がある。ただし接続があるとはいえ、国際列車を運行しているのは2025年現在ハンガリーとモンテネグロのみである。
国際接続[編集]
- ハンガリー:接続2路線
- モンテネグロ:接続1路線
車両[編集]
電気機関車[編集]
- JŽ441型電気機関車:44両
- ŽS444型電気機関車:23両
- JŽ461型電気機関車:35両
- ŽS193型電気機関車(Vectron):16両
ディーゼル機関車[編集]
- ŽS621型ディーゼル機関車:17両
- ŽS622型ディーゼル機関車:4両
- ŽS641型ディーゼル機関車:11両
- ŽS644型ディーゼル機関車:6両
- ŽS661型ディーゼル機関車(EDM G16型ディーゼル機関車):42両
- ŽS664型ディーゼル機関車:6両(スロベニア鉄道から譲渡)
- ŽS666型ディーゼル機関車(CIÉ 071):4両
電車[編集]
- ŽS412系電車:20編成
- ŽS413系電車(FLIRT):21編成
- ŽS410(KISS (鉄道車両)):3編成
ディーゼル機関車[編集]
- ŽS711系(RA2):39両