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マケドニア鉄道
(北マケドニア鉄道から転送)
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マケドニア鉄道(マケドニア語: Железници на Република Северна Македонија、略称:MŽ)とは北マケドニアで鉄道事業を行う国有鉄道会社である。
概要[編集]
マケドニア語にある通り、現在は北マケドニア鉄道とも呼ばれている。北マケドニアの鉄道路線の管理、運行を行っており、路線の総延長は925kmでうち315kmが交流電化(25kV,50Hz)されている。
歴史[編集]
北マケドニアがオスマン帝国領だった1876年にスコピエからギリシャのテッサロニキまで鉄道が建設された。またユーゴスラビア時代にも鉄道は建設され続けユーゴスラビア鉄道マケドニア鉄道総局が設立された。1963年にマケドニア鉄道総局はスコピエ鉄道会社として知られるようになり、1977年に組織化、1989年に公営企業となった。2007年には現在のマケドニア鉄道(北マケドニア鉄道)となった。
路線網[編集]
マケドニア鉄道は隣接するセルビア、ギリシャ、コソボ、ブルガリアと鉄道で接続している。中心の駅はスコピエ駅であり、スコピエから申し訳ない程度に各地へ路線が伸びている。
サービス[編集]
2011年の調査によると、速度が遅く、設備も充実していない。
将来[編集]
2008年にビェリャコヴチ-クマノヴォ-スコピエ-テトヴォ-ゴスティヴァル-キチェヴォのルートで国を東西に横断する路線の建設が承認された。
また一部の区間で線路の改修工事が行われている。
列車[編集]
現在国際輸送は行われておらず、夏のみ運行されるベオグラード-テッサロニキ間のヘラス・エクスプレスのみが通るのみとなっている。
現在スコピエ駅を中心に地域列車を運行している。