スジシマドジョウ
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スジシマドジョウ | |
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分類 | |
界 | 動物界 |
綱 | 軟甲綱 |
目 | コイ目 |
科 | ドジョウ科 |
属 | シマドジョウ属 |
種群 | スジシマドジョウ種群 |
名称 | |
学名 | Cobitis striata species complex |
和名 | スジシマドジョウ (筋縞鰌) |
保全状況 |
スジシマドジョウとは、コイ目ドジョウ科の種群である。
概要[編集]
名前の通り、筋状の黒紋を持つ。然し縞状の黒紋の個体もいる。産卵期の雄ではL3線とL5線がよく発達し、幅広い縞模様になる。
1936年、池田兵司によりタイリクシマドジョウの亜種としてスジシマドジョウが新種記載された。
その後、独立種とされ、1952年に複数の隠蔽種がいると判明した。
2012年に、中島淳がCobitis striataを再記載し、タンゴスジシマドジョウ以外の(亜)種が新(亜)種とする論文をZootaxa誌にて発表[1]。
新種として発表されなかったタンゴスジシマドジョウは2016年に無事新種記載された[2]。
護岸や農業用水路のコンクリート化や河道の浚渫によって数を減らしている。
種[編集]
7種8亜種が属する。
種 | 亜種 | 備考 |
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オオガタスジシマドジョウ Cobitis magnostriata |
(単独種) | |
コガタスジシマドジョウ Cobitis minamorii |
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ナミスジシマドジョウ Cobitis striata |
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アリアケスジシマドジョウ Cobitis kaibarai |
(単独種) | |
タンゴスジシマドジョウ Cobitis takenoi |
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コウライスジシマドジョウ Cobitis tetralineata |
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ルーサーシマドジョウ Cobitis lutheri |
出典[編集]
- ↑ Jun, Nakajima (2012). “Taxonomic study of the Cobitis striata complex (Cypriniformes, Cobitidae) in Japan”. Zootaxa 3586: 103-130 .
- ↑ Jun, Nakajima (2016). “Cobitis takenoi sp. n. (Cypriniformes, Cobitidae): a new spined loach from Honshu Island, Japan”. Zookeys 568: 119-128. .