ルーサーシマドジョウ

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ルーサーシマドジョウ
分類
コイ目
上科ドジョウ上科
ドジョウ科
シマドジョウ属
種群スジシマドジョウ種群
ルーサーシマドジョウ
名称
学名Cobitis lutheri
Rendahl, 1935
和名ルーサーシマドジョウ
英名Luther's Spiny Loach
保全状況

ルーサーシマドジョウとは、スジシマドジョウの一種である。

形状[編集]

体長7.3cm。最大12cm。

成体では吻が短く、頭長の42%以下。

成体では眼下棘はほとんどが眼の中央に達し、眼下棘は眼の前縁に達する。

尾鰭基部に2つの顕著な斑点がある。上部は明瞭で、下部は不明瞭である。

頭部、眼球横、眼窩下に数本の暗色筋があり、眼柄部には2本の交差した筋がある。

4Lは目より大きい暗褐色の斑点で、正方形、円形または細長い。数は8〜16個と様々で、通常は12個以下である。

生態[編集]

中国ロシア沿海州や東シベリアのハンカ湖とアムール盆地樺太北部に分布する。

分類[編集]

原記載では、5つのパラタイプが記載されているものの、ホロタイプが指定されていなかった。

タイリクシマドジョウの亜種とされる事もあっ。

韓国にも分布するとされていたが、Vasil'evaらが韓国のものを“Cobitis nalbanti“として新種記載している。

C. nalbantiの記載論文で、パラタイプ1つ(NRM 10813)がレクトタイプとして指定された。