サントス
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サントス(Santos)とは、ブラジル南部のサンパウロ州南東部にある港湾都市である。人口は2000年の時点で41万6000人。
概要[編集]
サンパウロ南東の65キロメートルの大西洋岸に位置する。サッカーのサントスFCの本拠地である。
北郊のクバタンにかけて機械、自動車、電気機器、繊維を中心とする一大工業地帯を形成している。
日本の山口県下関市や長崎県長崎市と姉妹都市提携を結んでいる。サントスの由来は「聖者の日」にこの都市が建設されたことからといわれる。
歴史[編集]
1543年に建設された。1860年代に当地とサンパウロ間に鉄道が開通し、コーヒーの積出港やサンパウロの外港として急成長する。1908年に日本人の第1回ブラジル移民781名を乗せた笠戸丸が到着し、長く日系移民ゆかりの地となった。1950年代以降はサンパウロの産業拡大に伴い、北郊のクバタンにかけて工業地帯が形成されるようになる。