アオダイショウ(Elaphe climacophora)とは、有鱗目ナミヘビ科のヘビの一種。
全長100~160cm。全身が褐色で、青味がかる。目の後方に黒い線状の模様がある。
幼体はマムシによく似ている。
山口県岩国市には、アルビノのアオダイショウが生息しており、国の天然記念物に指定されている。
北海道、本州、四国、九州、国後島、奥尻島、佐渡島、屋久島、種子島、対馬、琉球列島に分布する。日本固有種である。
小型哺乳類と鳥類を食べる。
人家周辺にもよく現れる。古い家や蔵に住み着くため「家の主」として親しまれていたが、最近の建造物には住み着くことはない。
5月~6月に交尾をし、7月~8月に4~17個の卵を生む。