あんバター

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あんバター
種類パン
発祥地日本国旗.png日本
地域愛知県名古屋市西区那古野1丁目35−14
考案者満つ葉のマスター[1]
誕生時期1921年大正10年)頃
主な材料小麦粉、餡、バター
類似料理小倉トースト

あんバター(餡バター)は、スライスした食パンあんこバターを挟んだ食品である。

概要[編集]

スライスした食パン、またはトーストにあんことバターを乗せ、サンドイッチのように挟んだ食品である。またこの食品が生まれた頃は、ちょうど小倉トーストが生まれた頃と同じであり、生まれた店(満つ葉)も同じである[2]

語義[編集]

あんバターは、あんこのバターをかけ合わせあんバターと呼ばれているが、吉田秋生漫画作品の『河よりも長くゆるやかに』では、あんバタとして登場している[注 1]

また、あんバター専門店では、店名として「あんバタ」を使用しており[3]、商品名も全てあんバタを使用している[3]。またパイン株式会社製の飴でも「あんバタ飴」という商品がある(後述[4]

歴史[編集]

元になったとも言われている小倉トースト

あんバターは、満つ葉という名古屋市の喫茶店で生まれたという説が有力で、喫茶店の客が、ぜんざいに、バターを乗せたトーストを浸したのを見たマスターが、商品化したのが発祥とされる[1]

1996年平成8年)に銀座木村屋が、「あんバターパン」を発売したことで全国的にも知られる食品となった[1]

派生食品[編集]

あんバタを飴にしたあんバタ飴があり、公式の商品説明では、「北海道のJA十勝清水町のブランド「とれたんと」のあずきと北海道産の発酵バターを使用しました。」と紹介している[4]

また、小倉トーストには、バターを乗せたものもある。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. 登場した食品としては小倉トーストに近い。

出典[編集]

関連項目[編集]