内浦湾
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内浦湾(うちうらわん)は、北海道南部の太平洋岸にある湾である。
概要[編集]
噴火湾または胆振湾ともいう。スケソウダラ・カレイ漁がさかん。北側湾口に絵鞆半島にそびえる室蘭港、西側に渡島半島がある。
内浦湾周辺の電波事情[編集]
湾の北側の絵鞆半島には測量山があり、湾全体からの見通しが良いため、測量山にテレビやNHK-FMの室蘭送信所が設けられた。しかし、主要エリアとなる胆振管内から外れた渡島管内の山越郡や茅部郡へも電波の伝播が良く、函館からのローカル放送を行うNHKや民放のHBC、STVの地上波アナログテレビ放送には不都合であり、NHK総合のみ渡島管内で小中継局を設けていた。
地上波デジタルテレビ放送では、費用節減のため、NHK総合は室蘭送信所の電波の飛びを胆振管内に抑え、渡島管内向けに西向きの指向性を設けた渡島中継局を測量山に設けた。なお、民放テレビ局は地上波デジタル放送でローカル放送ができなくなったため、また民放FM局やNHKEテレは元より全道1エリアのため、測量山に渡島向け中継局は設けていない。
加えて、地上波デジタルテレビ放送開始と同時期にHBCの合理化も実施され、室蘭放送局が函館放送局傘下の放送局となり、渡島全域でHBCラジオのローカル放送が同一となった。
なお、NHK第一、STVのAMラジオやNHK-FMは渡島北部向けの中継局がなく、渡島北部で室蘭(札幌)ローカル放送の聴取となる捻れ状態[注 1]となっている。このため、NHKラジオやSTVラジオの函館局のローカル番組は渡島管内南部と檜山管内限定となっている。
関連項目[編集]
- 北海道駒ヶ岳 - 噴火湾の由来とされる。