4時禁ルール
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4時禁ルール(4じきんルール)とは、岐阜県の一部の小中学校に存在したとされるルールである。
概要[編集]
小中学校では教員の職員会議・研修・勉強会・研究授業の実施、定期考査、保護者懇談会などによって本来午後4時前まである授業が午後1時から2時ごろで終わり、部活動も実施されないことがある。そういった授業が通常より早く終了して早く下校出来る日に小学校では午後3時まで、中学校では午後4時まで自宅から外出しないよう児童・生徒に求めるのが4時禁ルールである。2020年のNHKの取材によると、岐阜県内に42ある市町村のうち36市町村の学校でこのルールを設けているという回答が得られた。[1]
ルール設定の理由として
- 通常よりも長い放課後に発生したトラブルに教員が対処できない
- 研究授業に参加している子供に対して不公平になる
- いつもなら学校で授業を受けているから→たとえ授業が無くても家庭で勉強に励むべき
といったものを挙げている。[1]
校則として明文化されている訳ではなく、教員から子供達へ口頭で指導されることが大半[1]で、紳士協定や暗黙の了解に近いものである。しかし学校によってはこのルールに違反した子供に対し
といった懲罰を行っている。[1]このルールに対する批判の声は当事者である子供、その保護者からも上がっており、岐阜県教育委員会は4時禁ルールの存在する自治体の教育委員会へルールの廃止を求めた。[1]
他地域での4時禁ルール[編集]
岐阜県だけでなく、群馬県のとある自治体の中学校にも同種のルールが存在することが確認できた[2]他、そのようなルールがある、あったという情報をお持ちであれば随時ここに寄せてほしい。