帰宅

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帰宅(きたく)とは、人が自宅へ帰ることである。対義語は「出発」「通学」「出勤」。

概要[編集]

帰宅は主に夕から夜にかけて世界各地で毎日行われている。帰宅者の数はその日の朝の外出者の数にほぼ等しく、その数も平日同士・休日同士で比較すれば大きく変わることはない。

帰宅することで人はその日に外出先で起こった凡ゆるストレスの原因から解放されることが可能となるので、多くの人は朝に家を出た時から帰宅に飢え続ける。ただし自宅が本人にとって居づらい環境であるときには、むしろ夕方帰宅しなければいけないことがストレスとなる。学生の場合、ゲームセンター・カラオケ・友達の家などで、日が明けるのを待ち、サラリーマンの場合居酒屋にたむろして出来るだけ遅く帰ろうとする。こうして夜に帰らず早朝になってやっと帰ることを「朝帰り」という。

帰宅径路[編集]

普通は外出先から自宅までまっすぐ帰る。しかし、帰宅者の裁量で径路が変わることもある。わざと遠回りすることを「寄り道」と呼ぶ。より俗的な表現として「道草を食う」というものもある。

幼稚園や田舎の小学校だと、帰宅時間に合わせてバスが用意されていて、そのバスを逃すと帰宅する交通機関がなくなるため寄り道の余地は無い。

中途半端に田舎の小学校だと帰宅ルートが片道2〜3kmにもかかわらず、徒歩帰宅しか認められない。まっすぐ歩き続けるのは疲れるので、途中休憩も含めた寄り道が多くなる。

なお小学校では、信号機や歩道の整備状況、自動車の通行量、地域の治安などの安全や近所への影響も考慮して通学路が決められるため、実際は通学路が最短ルートとは限らない。なので、校則に反して近道ルートをとる人が必ず現れる。
そして通学路を外れて帰宅している様子や道草を食っている様子を同じクラスの正義感が強い他の子供に見られてしまうと学級会で吊るし上げられてしまう。学校によっては全校集会沙汰になることも。

帰宅できない[編集]

以下の原因により人は帰宅できないことがある。

災害の発生などに伴い、帰宅難民になったとき。
大規模な震災が発生すると、交通の乱れなどにより、帰宅できない場合がある。例えば、2011年3月11日の東日本大震災の際には、首都圏だけでも500万人を超える人々が帰宅困難に陥ったという。
最終列車を逃したとき。
鉄道を利用して外出した者は最終列車を逃すとタクシーでも利用しない限り帰宅は極めて困難である。自宅が遠い場合、タクシーでの帰宅は金銭面で躊躇われやすくなり、近隣のビジネスホテルやネットカフェに宿泊して翌朝の始発列車を待つことも。
好きな人とお近づきになりたい人は、夜遅く最終電車がなくなる時間まで一緒に遊んで時間稼ぎをすることで、合法的にその人の家に泊まる理由がつくれる。あとは....分かるな?
最近、都営地下鉄を24時間運行にしようという話がもちあがっているので、もし現実すれば都市部ではこのパターンで帰宅できなくなることは過去の遺物となるかもしれない[注 1]。なお、ヨーロッパの一部の国ではすでに24時間運行のところがあるので、そこでは「電車がなくなって帰宅できない」という概念は彼らにはない。(どこの国だか忘れた。知ってる人情報よろしく。)

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関連項目[編集]

  • 帰宅部 - 部活動に属しておらず、授業が終わると自宅へ直行する生徒を揶揄して指す言葉。
  • 帰宅ラッシュ - 多くの人々が帰宅する夕方から夜にかけて、公共交通機関が混雑する状況。
  • 帰宅難民 - 公共交通機関の乱れや災害によって帰宅できないか帰宅が困難な者を指す言葉。
  • 北区

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  1. 但し、猪瀬直樹都知事が試行で運行した深夜の都バスは経費がかかって赤字になって本格運行にならなかった。