魚屋
魚屋(さかなや)は、「鮮魚販売店」の別名があり、基本的に海産物を売る商売である。鮮魚店を用いる業者もある。
概要[編集]
歴史的なものは、はっきりしないが。江戸時代の芝居で「一心太助」などがあるので、そのころから発祥したと思われる。江戸時代だと氷の入手もままならないため、鮮魚は足が速かったと思われる。また、その頃からアサリやシジミなどの行商はあったと思われる。
製氷機が作られるようになってから鮮魚店も普及した。ただ、西原理恵子の漫画によるとブラジルなどでは氷なしで生魚が売られているらしい。
最初は個人商店が大半を占めていたが。スーパーの大型化に伴い鮮魚部門が置かれるようになった。スーパー内では花形部門だと長らく言われていたが、2010年以降の消費者の魚離れによりその座を肉屋に明け渡したように思われる。そして、2020年頃の地球温暖化で今まで獲れていた海産物の変動があったので厳しい状況に置かれている。
商品[編集]
生魚が大半を占めるが、塩干という干物も売られている。他には魚卵、飯寿司、海藻全般などである。生物としては魚類、甲殻類、クジラ肉、イルカ肉、ホヤ、ナマコ、ウニ、巻貝、二枚貝、タコ、イカなどである。ごくたまに観賞用としてサワガニやクリオネが売られることもある。なおサワガニは食用も兼ねている。
対面販売を行う時は、客を待たせている間の短い時間に、内臓とり、鰓とり、うろこ落とし、二枚卸し、三枚おろし、切り身などの工程を行わなくてはいけない。カキやホッキガイの場合は殻むきが必要になる。
職員[編集]
気難しい職人気質で威勢のいい人物が多い。間違ってもパソコンでプログラミングを打ち込んでいるような人種は行ってはいけない。潰される恐れがある。どちらかというと体育会系である。なお数字に強くないと厳しい。原価計算をやらされるからである。刺し身包丁できれいなお造りができないとダメなので不器用なタイプは願い下げである。