野田暉行
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野田 暉行(のだ てるゆき、昭和15年(1940年)6月15日 - 令和4年(2022年)9月18日)は、日本の作曲家。
プロフィール[編集]
略歴[編集]
池内友次郎らにフランス伝統の正統的な作曲法を学び、管弦楽曲、合唱曲、歌曲まで幅広いジャンルを手がけた。代表作にピアノ協奏曲、能「高山右近」などがある。東京芸大で長く指導にあたり、新実徳英、西村朗ら数多くの後進を育てた。平成12年(2000年)に作曲家集団「21世紀音楽の会」を結成し、代表を務め、日中文化交流にも尽力した。
令和4年(2022年)9月18日に死去した。82歳没。死因は公表されていないが、長く肝癌を患って闘病していたという。
代表作[編集]
管弦楽曲[編集]
- 交響曲第1番 op.8(1966年)
- コラール交響曲(1968年)
- 変容 op.18(1971年)
- ピアノ協奏曲(1977年)
- 交響曲第2番(1983年)
- ギター協奏曲(1984年)
- 交響壁画 -祝典幻想曲-(1987年)
- アドリア狂詩曲 ギターと弦楽オーケストラのための(1988年)
- 管弦楽のための カーナバル(1989年)
- 三重讃歌(1990年)
- ルミナス―光芒の彼方から 尺八、箏、管弦楽のための(1995年)
- 開眼会 2人の独唱、合唱、管弦楽のための(1998年)
室内楽曲・器楽曲[編集]
- ホルン三重奏曲(1963年)
- ピアノ三重奏曲(1963年)
- 3つのピアノ曲(1966年)
- マリンバと3本のフルートとコントラバスのための五重奏曲 朝の歌(1968年)
- ピアノのための 3つの展開(1969年)
- エクローグ フルートと打楽器のための(1970年)
- インテルメッツォ ギターのための(1977年)
- 子供のアルバム(1982年)
- ハープ・ソロのための エンデミオンの夢(1984年)
- 弦楽四重奏曲 (1986年)
- 庭園にて ヴァイオリンとピアノのための(1986年)
- ピアノのための オード・カプリシャス(1986年)
- コンソナンス 木管五重奏とピアノのための(1993年)
- ピアノのための モノドラマ(1994年)
- ポエムI
- ポエムII
合唱曲[編集]
- 空がこんなに青いとは(1970年) - 昭和45年度NHK全国学校音楽コンクール小学校の部課題曲
- 混声合唱曲「死者の書」op.19(1971年)
- 白い花(1977年) - 昭和52年度NHK全国学校音楽コンクール小学校の部課題曲
- 混声合唱組曲「青春」(1978年)
- 女声合唱とピアノのための交響詩「有明の海」(1981年)
- 混声合唱曲「みぞれ」(1983年) - 昭和58年度NHK全国学校音楽コンクール高等学校の部課題曲
- 混声合唱曲「走れメロス」
- 女声三部合唱組曲「湘南賛歌」(1990年)
- 地球が私を愛するように(1991年) - 平成3年度NHK全国学校音楽コンクール中学校の部課題曲
- 晋我追悼曲(2009年)
- 女声合唱曲「風よ」(2009年)