重陽(ちょうよう)とは節句の一つ。
本来は9月9日 (旧暦)に行われる五節句の一つで、中国、台湾、ベトナムなどで旧暦での祝日とされ、特に中国では老人を敬う日とされている。
日本では、旧暦で菊の節句と呼ばれたが、1873年のグレゴリオ暦改暦後の9月9日は、菊の花芽が形成されるはるか前の時期になるため、人日(春の七草)、上巳(桃の節句)、端午、七夕が太陽暦で定着したのと比べると、半ば廃れかけた節句となっている。