酢味噌
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概要[編集]
一般的には味噌と酢、砂糖を主とし、ときに煮切ったみりんや蜂蜜を加えて甘みを足した甘酸っぱいソース状のものが作られている。味噌は白みそが良く使用される。食材と酢味噌を和えた酢味噌和えに用いられることが多く、「ぬた」や「ぬたなます」と呼ばれることも多い[注 1]。
なお、一般的には白みそが使われることが多いものの、名古屋味噌・八丁味噌などの赤味噌で作られることもある。
酢味噌がカバーできる食材は幅広く、野菜や魚介類にもよく合うため前菜や酒の肴としてよく利用されている。酢味噌和えとして定番の食材としては茹でたイカや長ネギ、さしみこんにゃくなどが挙げられる。山菜とも相性が良く、特に独活やわらび・ぜんまいやギョウジャニンニクとの相性はよい。
歴史[編集]
酢味噌は江戸時代においてよく使われた調味料であるとされており、当時の文献にも60種類を超える酢味噌の記述があったとされている[1]。当時から辛子や山椒などの香辛料を入れたものや胡麻や蜜柑(陳皮)などの食材と混ぜた酢味噌があったらしい[2]。
関連項目[編集]
脚注[編集]
- 注釈
- 出典
- ↑ https://www.jstage.jst.go.jp/article/cookeryscience/54/3/54_132/_pdf/-char/ja 江戸期における日本料理への酢の使われ方
- ↑ https://www.tobaya.com/blog/healthy/20231129-sumiso/ 美味しい酢味噌の楽しみ方