郵政省クモユ141形電車

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

郵政省クモユ141形電車 (ゆうせいしょうくもゆ141がたでんしゃ)は、1967年郵政省が設計、開発した郵便輸送用途の郵便車 (鉄道車両)である。

概要[編集]

主たる運行路線、そして日本国有鉄道から与えられた形式である新性能電車としては初めての1M方式で登場した。AU12冷房装置を搭載した単独1M車である上、旧性能電車との併結が可能であるが発電制動は持たない。後に1982年に製造された郵政省クモユ143形電車は発電制動を搭載した。室内は同時期に登場した郵政省オユ10形客車と同じく区分室郵袋室がある。1967年に5両が落成して、新前橋電車区に配置され、翌年1968年に5両が落成して宮原電車区に配置された。全車湘南色である。

運用[編集]

旅客列車荷物列車に連結して運用されたが、昭和59年2月1日日本国有鉄道ダイヤ改正によって取り扱い便は廃止となり、1986年逓送はすべて飛行機自動車によって行われることになり、クモユ143共々運用停止となり、廃車となった。

参考文献[編集]