軍縮

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軍縮(ぐんしゅく)とは、国家が軍備を縮小し、または廃止することである。対義語軍拡

概要[編集]

軍備の拡張は国家予算の窮乏を招き、さらに他国との軍備拡張競争は、軍事費の増大となり、議会や国民からの非難の的になることもあった。特に予算の乏しい国にとっては軍備の拡張競争は経済の破綻に繋がることになった。

歴史[編集]

第一次世界大戦の結果、戦争の忌避を求める声が世界的に高まり、ヴェルサイユ体制国際連盟のもとに各国は軍縮に力を入れるようになった。二回の海軍軍縮条約によって各国の軍艦の所有に制限がかかったため、各国は制限されたなかで軍備の充実を図ることにした。日本の場合、戦艦の所有制限を行ったワシントン条約では、補助艦艇の充実、補助艦艇の所有制限も行われたロンドン会議では、補助艦艇の武装強化と軍用機の充実であった。


第二次世界大戦後の冷戦時代には軍縮を行うと抑止力が落ちることにより外国からの侵略を受けやすくなり、侵略を受けた際の対応も難しくなるとの考えから、軍縮はあまり行われなかった。

「今日では抑止力はもはや幻想となっており、むしろ軍縮をしないことが戦争のリスクを高めている」という意見もある。一方で「特に強い軍事力を持った国や組織の影響を受ける軍事力の弱い国においては軍事力が生命線となっており、軍縮することで侵略されそうになった際に抵抗する手段を失い、滅亡のリスクが高まってしまう」という意見もある。下の節も参照。

デメリット[編集]

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特に強い軍事力を持った国や組織の脅威にさらされる可能性のある国の場合、侵略された際に防衛あるいは抵抗する手段を減らす、あるいは無くすことになる。

また、自国と自国より強い他国が同時に軍縮する約束であっても他国側が裏切ると危ないという意見もある。

やり方[編集]

まず力の強いすべての国家が協力して軍縮を行い、その後でそれ以外の国家も含めて軍縮を進める、という順番なら軍縮は上手くいくかもしれない。逆に弱い国家から軍縮を行うとその隙にどうせ強い防御や反撃等はできないだろうと強い国家から攻撃されるかもしれないリスクを負うことになる。

ただし、力の強いすべての国家が協力して軍縮を行う段階でも一国が裏切れば失敗するだろう。

ちなみに、日本の場合は?[編集]

現在の日本はただでさえ侵略されそうになった際の防衛、抵抗手段が無さすぎるのでもう少し軍事力を拡大したらどうか、とよく心配されている状態なので上記の「やり方」節に従えば少なくとも相当後の話になりそうである。

実例[編集]

アメリカ合衆国ソビエト連邦は、書きかけ

関連項目[編集]