虹色

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虹色(にじいろ、英:rainbow)とは、の色、あるいは虹のような様々な色[1]の総称である。一般的には、外側から順に、黄色菫色)の7色に分割した色彩をいう[1]。虹は雨上がりなどに、太陽の光が差し込んだとき、空中に浮かんでいる細かい水滴に太陽光が当たり、光が水滴の中に入り、水滴の表面で光の屈折現象が起き、太陽光が分光され、虹色ができる。虹のスペクトル。

ちなみに虹を7色に分類・分割したのは、かのアイザック・ニュートンである。

可視光線及び虹に見られる紫系の色相は、濃い紫で、純色に近い色として感じられるのは、バイオレット(青みがかった紫)のみである。

7色分割した虹色の表記は、「赤、オレンジ、黄色、緑、ターコイズブルー、青、バイオレット」でも可。

虹色のサンプル→

              

虹色の細部には、中間色付近の色が存在することもある。オレンジと黄色の中間色(山吹色、ゴールデンイエロー)、黄緑、エメラルドグリーン、ターコイズグリーンのような青緑が存在することになる。

                 

虹色は、色相で表すと、赤紫・マゼンタは無いため、これは可視光線とほぼ同じである。つまり、赤に戻らず、色の一周にならない、色相が全てではなく、不完全ということになる。虹色を色相環で表すと、円周のうち、約20.83%が欠けていることになる。

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. a b 虹色』 - コトバンク