管領塚
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管領塚(かんれいづか)とは、現在の新潟県十日町市松之山町天水越にある塚である。
概要[編集]
松之山温泉湯本の南およそ1.3キロの地点、松里小学校の校庭脇にある塚で、戦国時代の永正4年(1507年)8月に上杉謙信の父・長尾為景の下克上によって越後府中を追われて兄の上杉顕定を頼って上野平井城へ逃れる途中の越後守護・上杉房能が為景の追手のために囲まれ、ここで家臣の山本寺定長・平子朝政らと共に自害して果てた。
越道川の谷を見下ろす高台には、高さ132センチ、幅119センチの管領塚と刻んだ石碑が建立されている。この石碑は大正天皇が御即位の大典を行なわれた際、上杉房能が死の6年前である文亀元年(1501年)に後柏原天皇御即位大礼の費用として50貫を朝廷に献上した功績があるため、天皇が正四位を授与・追贈して建立したものといわれている。
アクセス[編集]
- JR越後湯沢駅から50分でほくほく線まつだい駅、バスでまつだい駅前から25分で松之山温泉、下車後徒歩10分。