筑波線代替バス

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筑波線代替バス(つくばせんだいたいバス)は、主に関東鉄道が運行に携わり、筑波山口から岩瀬駅(岩瀬中央公民館)まで運行していた路線バス廃止代替バス)である。

概要[編集]

1987年4月1日廃止(最終運行日は3月31日)された筑波鉄道筑波線鉄道廃止代替バスとして運行されていた。本項では、筑波線廃止前から運行されていた土浦駅 - 筑波駅(筑波山口)間については除外する。

路線・全停留所[編集]

通過市町村 筑波線廃止代替バス 岩瀬・真壁急行バス
土浦駅
※真壁止りの一部便
つくばセンター
(TXつくば駅)
土浦駅−筑波山口線と同じ (停車無し)
つくば市筑波地区 筑波山口
馬場 (通過)
郡道橋
国松入口
下宿入口
上大島
境ノ町 (通過)
桜川市

真壁地区

酒寄南
酒寄
酒寄北
松石
紫尾団地
福田
紫尾小学校入口
堀の内
中村
椎尾
羽鳥 (通過)
桃山
伊佐々
尾無崎
真壁小学校
飯塚
真壁高校
下宿
真壁駅
※急行バスは真壁発着のみ
古城 (通過)
(通過) 真壁町民体育館
※岩瀬発着のみ
伝正寺入口 (通過)
桜井南
桜井
白井
白井北
樺穂小学校
長岡 (通過)
下小幡
南小幡
上小幡
桜川市

大和地区

延島病院入口
東飯田
大曽根 (通過)
西田
大曽根北
雨引小学校
本木中央 (通過)
雨引観音入口
本木
桜川市

岩瀬地区

大坪
西山
鍬田
県西病院
岩瀬駅※駅まで100m弱
岩瀬町役場 (通過)
岩瀬中央公民館
備考 運賃︰つくばセンターから
真壁地区内800円
大和地区内900円
岩瀬地区内1000円

沿革[編集]

筑波山口 - 真壁駅 - 岩瀬中央公民館線[編集]

1987年の筑波線廃止に伴い運行開始。当初は岩瀬駅バス停は駅南側の筑波線跡用地を転向場として発着していたが、1990年代に駅北側の市街地を経由し岩瀬中央公民館での発着、転向に変更となった。この際に岩瀬駅バス停は旧国道50号線上に移設され、水戸線岩瀬駅から100mほどの徒歩移動が必要となった。

2011年3月31日をもって全廃となった。

系統[編集]

  • 筑波山口 - 真壁駅 - 岩瀬駅 - 岩瀬中央公民館
  • 真壁駅 - 岩瀬駅 - 岩瀬中央公民館線(区間便)
    • 2008年3月31日廃止
  • 土浦駅 - 筑波山口 - 真壁駅線
    • 2011年3月31日廃止 - 桜川市から路線バスが消滅

岩瀬・真壁急行バス[編集]

2005年つくばエクスプレス開業に伴い、つくばセンターつくば駅)から真壁町を経由し岩瀬町とを結ぶバスが同年8月24日から運行されることとなった。既存路線バスの主要停留所のみに停車し、つくばセンター − 筑波山口間は無停車、つくばセンター - 岩瀬中央公民館の所要時間は65分であった(2023年現在の所要時間は2時間以上)。

当初は筑波山観光客の利用が盛んであったが、筑波山シャトルバスの運行開始により利用客が4分の1まで減少し[4]桜川市からの補助が打ち切られ、2007年3月31日をもって廃止となった。関鉄グリーンバス柿岡営業所が運行していた。

関東鉄道つくば北営業所#筑波山シャトルバス」も参照

桜川市・つくば市間広域連携バス[編集]

2016年10月1日より、桜川市が運行主体となるコミュニティバス桜川市・つくば市間広域連携バス」の実証運行が、筑波山口 - 桜川市役所真壁庁舎間で開始され、桜川市では2011年以来の路線バス復活となった。

2017年10月1日には本格運行へ移行し、同時に岩瀬駅・岩瀬庁舎まで延伸され、岩瀬地区・大和地区にも路線バスが復活。2008年で途切れた水戸線 - 筑波山口の連絡も復活した。

詳細は「桜川市・つくば市間広域連携バス」を参照


脚注[編集]

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  1. [広報さくらがわ2007年3月号 つくば急行バスの廃止について] 桜川市公式サイト、2023年3月2日閲覧。
  2. [広報さくらがわ2007年3月号 つくば急行バスの廃止について] 桜川市公式サイト、2023年3月2日閲覧。
  3. a b 桜川市バス「ヤマザクラGO」の運行について 桜川市公式サイト、2022年7月1日更新、2023年3月2日閲覧。
  4. [広報さくらがわ2007年3月号 つくば急行バスの廃止について] 桜川市公式サイト、2023年3月2日閲覧。

関連項目[編集]