短い十両編成

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短い十両編成(みじかいじゅうりょうへんせい)とは、

  1. 鉄道駅において駅員が行うアナウンス。
  2. 大相撲本場所で、十両力士番付発表後に休場、若しくは引退して十両力士の取り組みが少なくなったこと。

本項ではこれらの両方について述べる。

短い10両編成[編集]

首都圏のJRでは10両編成以上の列車が当たり前のようにやって来て、中には上野東京ラインや横須賀線のように多くの列車が15両編成という路線も存在する。そのような路線では15両の固定編成ではなく、10 - 11両の基本編成と4 - 5両の付属編成からなるため、ダイヤの都合上基本編成のみで運転される場合があり、この際に「この電車は短い10両編成です」と放送される。

また、このパーツの後に「ホームの〇〇寄りには止まりません」などのパーツが放送される事がある。これらのパーツは、主に東京駅熱海駅などで多く聞くことが出来る。この「短い」というキーワードに引っかかり、列車が常に10両以下の地方都市圏の人にとっては困惑することが多い。

事例[編集]

今のところ、東海道高崎線宇都宮線系統と常磐線の10連+5連、および横須賀総武快速線系統の11連+4連では地方人がかなり驚くと思われる。

地方の場合、長くても8両編成の場合が多く、短いと言われると中京圏では城北線の1両編成や名鉄の2両編成各駅停車、愛知環状鉄道の2両編成、および近鉄名古屋線の3両編成準急、関西圏では能勢電鉄末端区間や南海汐見橋線の2両ワンマンや阪急甲陽線の3両ワンマンと答える者がほとんどと推定される。
もっとも、東京都区内でも池多摩線東武亀戸線のように3両以下が一般的な路線もあるが、特殊な例とされるようだ。

短い十両編成[編集]

大相撲八百長事件新型コロナウイルスの感染によって十両力士の大量引退や休場によって十両力士の取り組みが少なくなったことがある。十両力士の定員は決まっており、毎日その半分の取り組みがあって、余った力士は幕内幕下と取り組むが、急激に力士の数が減ると当然十両力士の取り組みが少なくなる。これを「短い十両編成」という。一方、春秋園事件では、幕内力士の大半が引退して、急遽、十両力士を幕内力士としたが、同時に多くの幕下力士養成員を十両に昇格させたために「短い十両編成」とはならなかった。

5ちゃんねる[編集]

インターネット匿名掲示板5ちゃんねる5ちゃんねる#鉄道模型板でこの用語が使われると、好角家によって後述のことと絡められて内容が大相撲の話題一色となった。すなわち、新聞のスポーツ欄に掲載される大相撲の取り組み編成について、十両の取り組みがあまりにも少ないとなると「短い十両編成」となり、関東民以外だけでなく世界中の好角家が驚くことになる。

関連項目[編集]

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