王 威（おう い、生没年不詳）は、中国の後漢末期の武将。劉琮の家臣。
208年に劉琮が曹操に降伏した際、王威は「曹操は油断して警備も無く、単独で進軍してくるから、私に数千の兵をお貸し下されば曹操を捕虜にして天下を狙うチャンス」と進言したが、劉琮は聞き入れなかった[1]。
『三国志演義』では劉表の時代からその配下武将として登場し、劉備暗殺計画の一翼を担い護衛の趙雲を引き離す役を行なっている。曹操に降伏した後も劉琮に従って青州に赴くが、曹操の命令を受けた于禁によって劉琮と共に殺害された。
参考文献[編集]