漫才ブーム
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漫才ブーム(まんざいぶーむ)とは1980年から数年にわたって日本を席巻したお笑いブーム。
概要[編集]
『THE MANZAI』や『花王名人劇場』が主体となり『お笑いスター誕生』が後押しして火が付いたブーム。若手の漫才師が多数登場してブームの一翼を担った。
ブームを担った芸能人は後にお笑い第二世代と呼ばれた。
影響[編集]
- フジテレビでは不毛の時間帯だった正午帯に「笑ってる場合ですよ!」が開始して人気番組になったり、フジテレビのプライムタイムの看板番組「クイズグランプリ」が「クイズ漫才グランプリ」になった。
- 文化放送では、「8時だガッポリ マンザイクイズ」が放送された。
漫才師[編集]
東京[編集]
- 星セント・ルイス:インテリを対象にしたハイセンスな漫才が光る。
- ツービート:下町の悪ガキがブス、カッペ、ババア、一般常識をこき下ろす毒ガス漫才が話題に。
- B&B:スピーディーなフレッシュ漫才。
- 春やすこ・けいこ:芸能人をひたすら叩く芸風で有名に。
関西[編集]
- ザ・ぼんち:ワイドショーネタで一世を風靡。
- 島田紳助・松本竜介:暴走族のネタで若者のハートをキャッチ。
- 西川のりお・上方よしお:ウグイス坊やと腰の動きで大ヒット。
- 太平サブロー・シロー:若手の漫才優等生。
- 横山やすし・西川きよし:やすしの破天荒なボケをきよしが上手くフォロー。
- 今いくよ・くるよ:デブとガリの対照的なコンビ。
その他[編集]
コントコンビ、普段コントをしてる人たち、ピン芸人も番組に呼ばれたりしていた。
コント[編集]
ピン芸人[編集]
- 片岡鶴太郎:形態模写の片岡鶴八の弟子。小森和子のモノマネがウケる。
- 山田邦子:バスガイド芸がウケる。
- 明石家さんま:小林繁の形態模写等で関西では活躍したが、ブームに乗って東京でのレギュラーが増加した。