渥美堅持
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渥美 堅持(あつみ けんじ、1938年 - )は、政治学者。専門はアラブ政治情勢分析。東京国際大学名誉教授、一般財団法人昭和経済研究所アラブ調査室室長[1]。
北海道生まれ。1964年拓殖大学政経学部卒業。エジプト・アズハル大学に留学、1971年帰国。1975年国際商科大学(1986年東京国際大学に改称)に着任、財団法人昭和経済研究所内にアラブ調査室を開設[1]。財団法人エネルギー問題調査会理事[2]、東京国際大学国際関係学部教授[3]、拓殖大学海外事情研究所客員教授、拓殖大学イスラーム研究所客員教授などを務め、2008年東京国際大学を定年退職[1]。アラブ研究者[4]、イスラーム研究家、中東問題専門家として知られる[5]。『治安フォーラム』『世界日報』『ビューポイント』などに寄稿[6][7]。2000年時点で「昭和の日」推進国民ネットワーク代表委員[8]。
著書[編集]
- 『中東の地政学――米ソ争奪の構図』 加藤寛、田久保忠衛、村松剛、矢島鈞次、吉田忠雄共著、ABC出版、発売:文園社、1982年
- 『「中東危機」のなぜ、どうして?』 アイペックプレス(News package chase)、1990年
- 『これでわかった「湾岸戦争」』 アイペックプレス(News package chase)、1991年
- 『フセイン健在の不思議』 アイペックプレス(News package chase)、1991年
- 『イスラーム教を知る事典』 東京堂出版、1999年
- 『テレビ、新聞じゃわからない「テロ」「戦争」がイッキにわかる本』 水野隆徳、西修、神浦元彰、歳川隆雄共著、アスキー(アスキーQ&Aブックス)、2001年
- 『イスラーム過激運動――その宗教的背景とテロリズム』 東京堂出版、2002年
- 『図解 イスラーム教とその運動』 立花書房、2002年
- 『イスラーム基礎講座』 東京堂出版、2015年 - 1999年刊行の『イスラーム教を知る事典』に加筆したもの。佐藤優推薦[9]。
- 吉田忠雄編『サダト以後の中東のゆくえ』(エネルギー問題調査会、1981年)、同『中東の近未来をさぐる』(同、1983年)などにも寄稿[5]。