渡辺長武
ナビゲーションに移動
検索に移動
渡辺 長武(わたなべ おさむ、昭和15年(1940年)10月21日 - 令和4年(2022年)10月)は、日本のレスリング選手。1964年東京オリンピックレスリングフリースタイルフェザー級金メダリストである。
経歴[編集]
北海道出身。士別高校でレスリングを開始し、強豪の中央大学に進学し、フリースタイルのフェザー級で1962年、1963年の世界選手権を連覇するなど連戦連勝し、人間離れした強さから「アニマル」、技の正確さから「スイスウオッチ」と称された。
1964年東京五輪では、全試合で圧倒的な強さを見せて優勝し、186連勝をマークしてギネスブックにまで載っている。昭和63年(1988年)のソウル五輪を目指して昭和62年(1987年)に46歳で現役復帰。それにより連勝記録を189まで伸ばした。平成16年(2004年)には紫綬褒章を受章した。
令和4年(2022年)10月に81歳で死去。その死は令和5年(2023年)4月に明らかになった。
主な戦績[編集]
フリースタイル・フェザー級
1960年 - 優勝、1961年 - 優勝、1962年 - 優勝、1963年 - 優勝、1964年 - 優勝
1962年 - 優勝、1963年 - 優勝
1964年東京オリンピック - 優勝