法道寺 (香川県綾川町)
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法道寺(ほうどうじ)とは、香川県綾歌郡綾川町に存在する真言宗の寺院である。
概要[編集]
旧綾上町の北部、旧役場の北西に存在する寺院で、奈良時代の天平年間(729年から749年)に行基により開創された。平安時代初期には弘法大師・空海もここに留錫して修業したという。
安土桃山時代の天正10年(1582年)、土佐国の長宗我部元親による侵略で兵火に見舞われて廃絶する。しかし、僧侶の快厳が天満神社(滝宮天満宮)の末寺として再興させた。
境内の広さは1300平方メートル余りで、本堂や庫裏などがある。庫裏は江戸時代中期の元禄年間(1688年から1704年)に建てられたものといわれる。
本尊に地蔵菩薩立像があり、これは国の重要文化財に指定されている。鎌倉時代初期の作品と見られている。