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寺院
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寺院(じいん)とは、広義では宗教施設全般をいうが、狭義では仏教の出家者が集まって修行を行う施設である。本稿では仏教寺院について説明する。
概要[編集]
寺(てら)とも言う。由来は、地球・大地を意味するラテン語の「TERRA」からという説がある。
寺院は、礼拝の対象となる「堂塔」と、出家した僧が暮らす「僧坊」から構成される。一般の人が行くのは堂塔の方で、僧坊は「○○院」という名前であることが多い。
寺の名前は、「比叡山 延暦寺」や「高野山 金剛峯寺」や「成田山 新勝寺」といった様に、通常山号がつき、山号と寺院名(寺号)のセットで呼ばれることが多い。
寺院の旗の色は、赤、黄色、緑、紫、白の5色が使われる。
寺院は、村落毎、あるいは数村落に一個といった具合に存在することが多い。また、地域毎に特定の宗派が固まることがよくある。都市では、一つの町に多くの寺院が存在する。東京だと、増上寺、寛永寺、浅草寺が代表的。また城下町では、寺院は建物が塀に囲まれ、広い面積故に戦時の拠点としての役割も期待され、中小の寺院が町の端に固まって配置され、そうした所は寺町と呼ばれている。江戸時代は、国替えの際に藩主とともに移転する寺も多かった。
大きな寺院の場合は、塔頭(たっちゅう)と呼ばる大寺院に付属している子院(支院)の小寺院がある。
また、大きな寺院の周囲は、門前町が形成されていて観光地として栄えている。
副業[編集]
宿坊を使用してゲストハウスやユースホステル、また、広い敷地を使用して保育園や幼稚園を経営することがある。
関連項目[編集]
脚注[編集]