河添誠
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河添 誠(かわぞえ まこと、1964年 - )は、労働運動家。首都圏青年ユニオン(正式名称:東京公務公共一般労働組合青年一般支部)元書記長[1]。都留文科大学非常勤講師[2]。反貧困たすけあいネットワーク代表運営委員[3]。
略歴[編集]
東京生まれ。東京農工大学大学院連合農学研究科博士課程中退。2000年12月首都圏青年ユニオンの結成に参加、2005年11月から2012年まで専従者[4][5]。この間に副委員長[6][7]、書記長(2006年11月~2012年12月)を務めた[8][注釈 1]。
その後、非専従で首都圏青年ユニオン青年非正規労働センター事務局長として活動[5]。2007年11月湯浅誠、大西連らと反貧困たすけあいネットワークを結成し、事務局長、のち代表運営委員[9][10]。
2003年3月よりレイバーネット日本事務局長[11]、2009年3月より共同代表[12]。2011年より反貧困ネットワーク副代表[13]。最低賃金大幅引き上げキャンペーン委員会事務局[14]、ブラック企業大賞実行委員会[15]、希望のまち東京をつくる会政策担当[16]、特定非営利法人非営利・協同総合研究所 いのちとくらし研究員・事務局長も務める[17]。
著書[編集]
共編著[編集]
- 『「生きづらさ」の臨界――"溜め"のある社会へ』(湯浅誠共編、本田由紀、中西新太郎、後藤道夫著、旬報社、2008年)
- 『労働、社会保障政策の転換を――反貧困への提言』(遠藤公嗣、木下武男、後藤道夫、小谷野毅、今野晴貴、田端博邦、布川日佐史、本田由紀共著、岩波書店[岩波ブックレット]、2009年)
分担執筆[編集]
- 生活保護問題対策全国会議編著『アメリカ福祉改革の悲劇に学べ!――えっ!?日本でも生活保護が5年で打ち切りに?』(全国クレジット・サラ金問題対策協議会[反-貧困つながるブックレット]、2009年)
- 上智大学グローバル・コンサーン研究所、国際基督教大学社会科学研究所編『グローバル化に対抗する運動ともうひとつの世界の可能性――いかに繋がり、いかに変えるか』(現代企画室、2010年)
- 湯浅誠、一丁あがり実行委員会著『活動家一丁あがり!――社会にモノ言うはじめの一歩』(NHK出版[NHK出版新書]、2011年)
- 高田昌幸編『希望』(旬報社、2011年)
- 教育科学研究会編『講座教育実践と教育学の再生 4』(かもがわ出版、2013年)
- 中村浩爾、寺間誠治編著『労働運動の新たな地平――労働者・労働組合の組織化』(かもがわ出版、2015年)
脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
- ↑ 橋口昌治「「若者の労働運動」の活動実態と問題意識の射程」『日本労働研究雑誌』52巻9号、2010年9月
- ↑ 河添 誠(かわぞえまこと)労働運動活動家、都留文科大学非常勤講師 書評専門紙「週刊読書人ウェブ」
- ↑ 2018年度 役員名簿 反貧困たすけあいネットワーク
- ↑ a b グローバル化に対抗する運動ともうひとつの世界の可能性 現代企画室
- ↑ a b 河添誠「首都圏青年ユニオンの地域を重視した活動」『大原社会問題研究所雑誌』677号、2015年3月
- ↑ ひどい働き方 変えて/青年が実態を交流 しんぶん赤旗(2006年9月15日)
- ↑ 〝学習通信〟061013 京都学習情報
- ↑ 『連合通信・隔日版』No.8681(2012年12月27日付)
- ↑ 「生きづらさ」の臨界 旬報社
- ↑ Q & A 反貧困たすけあいネットワーク
- ↑ レイバーネット日本第三回総会 労働者社会主義同盟機関紙『人民新報』第1088号(2003年3月5日)
- ↑ レイバーネット総会開かれる~労働運動の魅力伝えよう! レイバーネット日本(2009年3月21日)
- ↑ 「声をあげれば変わる」という感覚を取り戻すこと 法学館憲法研究所(2011年9月12日)
- ↑ 1500円の実現迫る好機/労組などが院内集会/最賃を参院選の争点に 連合通信社(2019年6月10日)
- ↑ ブラック企業大賞とは ブラック企業大賞
- ↑ 宇都宮けんじと希望のまち東京をつくる会 希望政策フォーラム生中継 - 2016/07/08 18:30開始 ニコニコ生放送
- ↑ 6/15(土)非営利・協同総合研究所いのちとくらし10周年記念シンポジウム 「あるべき最低生活保障を考える」 反貧困ネットワーク(2013年5月27日)