布川日佐史
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布川 日佐史(ふかわ ひさし、1954年 - )は、労働経済学者。法政大学現代福祉学部福祉コミュニティ学科教授。専門は労働経済論、公的扶助論[1]。
群馬県館林市出身[1]。1982年京都大学文学部史学科卒業。1987年立命館大学大学院経済学研究科社会政策・労働問題博士後期課程単位取得満期退学[2]。1988年静岡大学人文学部助教授、1998年教授、2013年法政大学現代福祉学部教授[1]。
ブレーメン大学社会政策研究センター客員研究員(1992~1994年)、同研究所客員教授(1998年8~10月)[3]。厚生労働省社会保障審議会福祉部会生活保護制度の在り方に関する専門委員会(2003年8月~2004年12月)専門委員[4]。貧困研究会『貧困研究』編集長(2012~2014年)、貧困研究会代表(2015~2020年)[5]。
著書[編集]
単著[編集]
- 『生活保護の論点――最低基準・稼働能力・自立支援プログラム』(山吹書店[静岡大学人文学部研究叢書]、発売:JRC、2009年)
共著[編集]
- 『生活保護「改革」の焦点は何か――誰もが安心して暮らせる日本のために』(竹下義樹、大友信勝、吉永純共著、あけび書房、2004年)
- 『労働、社会保障政策の転換を――反貧困への提言』(遠藤公嗣、河添誠、木下武男、後藤道夫、小谷野毅、今野晴貴、田端博邦、本田由紀共著、岩波書店[岩波ブックレット]、2009年)
編著[編集]
- 『雇用政策と公的扶助の交錯――日独比較:公的扶助における稼働能力の活用を中心に』(編著、御茶の水書房、2002年)
- 『生活保護自立支援プログラムの活用〈1〉策定と援助』(編著、山吹書店、発売:績文堂出版、2006年)
- 『よくわかる公的扶助――低所得者支援と生活保護制度』(杉村宏、岡部卓共編、ミネルヴァ書房[やわらかアカデミズム・「わかる」シリーズ]、2008年)
- 『就労支援』(朝日雅也共編著、ミネルヴァ書房[Minerva社会福祉士養成テキストブック]、2009年、第2版2013年)
- 『失業・半失業者が暮らせる制度の構築――雇用崩壊からの脱却』(後藤道夫、福祉国家構想研究会共編、大月書店[シリーズ新福祉国家構想]、2013年)
- 『最低生活保障と社会扶助基準――先進8ケ国における決定方式と参照目標』(山田篤裕、『貧困研究』編集委員会共編、明石書店、2014年)
- 『現代の貧困と公的扶助――低所得者に対する支援と生活保護制度』(吉永純、加美嘉史共編著、高菅出版、2016年)
出典[編集]
- ↑ a b c 「RJIF Intern Project 第1弾 日本の貧困 第6回 布川 日佐史氏 自立支援法と生活保護法の関係(PDF)」アジア・パシフィック・イニシアティブ
- ↑ 布川 日佐史 法政大学学術研究データベース
- ↑ 雇用政策と公的扶助の交錯 紀伊國屋書店
- ↑ 生活保護自立支援プログラムの活用〈1〉策定と援助 紀伊國屋書店
- ↑ researchmap