河尻塚
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河尻塚(かわじりづか)とは、山梨県甲府市岩窪町にある河尻秀隆の石碑である。
概要[編集]
織田信長の家臣であった河尻秀隆は、天正10年(1582年)3月に甲斐武田氏が滅ぼされた後、信長より甲斐国を与えられ、さらに信濃国諏訪城代に任命された。信長に忠実な秀隆は旧武田家臣の追討をはじめ、武田家ゆかりの社寺を破却したりしたため、武田家旧臣や民衆の深い怨みを買った。同年6月に信長が本能寺の変で横死を遂げると、秀隆は天正壬午の乱で武田家旧臣の蜂起にあって殺されてしまい、塚のある場所で逆さに埋められた、と伝えられている。現在の石碑は大正5年(1916年)に地元の人々が河尻の供養のために建立したものである。
アクセス[編集]
- 甲府駅からバスで8分。徒歩で15分。