横堀正一
ナビゲーションに移動
検索に移動
横堀 正一(よこほり しょういち、1934年12月21日 - 2008年1月14日)は、労働運動家、元高校教員。千葉県高等学校教職員組合(千葉高教組)元委員長。新社会党中央本部書記長、千葉県本部常任顧問[1]。
略歴・人物[編集]
高知県加美郡土佐山田生まれ。1958年早稲田大学教育学部英文科卒。モーターマガジン社を経て、1960年~1966年に習志野市立習志野高等学校、1966年~1972年に千葉県立船橋高等学校に勤務。その間に千葉県高等学校教職員組合(千葉高教組)の役員となり、1974年度~1989年度に書記長、1990年度~1995年度に中央執行委員長を務めた。1996年~1999年新社会党千葉県本部書記長、1997年~1998年新社会党中央本部執行委員、1998年~2005年副書記長、2005年書記長。2000年権利問題研究会(権問研)副代表・東日本連絡協議長。2008年解離性動脈瘤破裂のため死去、享年73歳[1]。
千葉で日朝友好運動を熱心に行い[2]、日本教職員チュチェ思想研究会全国連絡協議会事務局長[3]、日本朝鮮学術教育交流協会事務局長[4]、同協会副会長を務めた[5]。国鉄千葉動力車労働組合(動労千葉)関連の行事に出席しており[6][7][8]、「とめよう戦争への道!百万人署名運動」呼びかけ人の1人となっている[9]。
1998年2月に佐藤保代表が召集した社会主義協会第31回総会に参加せず、同年3月に新社会党系の社会主義協会(いわゆる「再建協会」「坂牛協会」)の結成に参加した[10]。
著書[編集]
- 『わたしの見た現代朝鮮の芸術』(幸洋出版、1985年)
- 『日教組再生――仲間たちへのメッセージ』(柘植書房、1988年)
分担執筆[編集]
- 太田薫、市川誠、岩井章編著『危機にたつ総評――行革攻撃と労働運動』(社会評論社、1985年)
- 『金正日書記誕生50周年記念研究論文集』(チュチェ思想国際研究所、1992年)
- 松永裕方編著『連合の五年と労働運動』(社会主義協会出版局、1994年)
出典[編集]
- ↑ a b “横堀正一副代表の急逝を悼む(PDF)”. 権利問題研究会 (2008年).
- ↑ 葉市、朝鮮学校への補助金支出停止 日朝連帯強め、撤回求める (堀川久司・千葉朝鮮学校を支える県民ネットワーク呼びかけ人) 日本労働党機関紙『労働新聞』2017年6月15日号・4面 労働運動
- ↑ 『金正日書記誕生50周年記念研究論文集』チュチェ思想国際研究所、1992年
- ↑ 日朝学術教育交流協会10周年記念のつどい 朝鮮新報(2003年2月27日)
- ↑ 日朝教育関係者 全国交流集会、シンポジウム 民族教育権擁護へさらに連帯を 朝鮮新報(2007年3月2日)
- ↑ 『戦後労働運動の軌跡と国鉄闘争』(中野洋著) 出版記念パーティ『日刊動労千葉』第5306号(2001年5月11日)
- ↑ 闘い引継ぎ労働運動の発展を誓う 12/18 中野前委員長を励ます会(東京)を開催!『日刊動労千葉』第5426号(2002年1月11日)
- ↑ 動労千葉 悲しみ越え団結固め 中村書記長追悼集会が盛大に 関中央支部副支部長の遺志も継ぎ 長田書記長代行体制を確立(本紙・大沢康)(6月20日) 週刊『前進』(2156号3面1)(2004/07/05)
- ↑ 「百万人署名運動」への賛同をお願いします 百万人署名運動
- ↑ 社会主義協会第三一回再建総会宣言(附:社会主義協会再建運動に合流しよう) 労働者運動資料室