太田薫
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太田 薫（おおた かおる、1912年1月1日 - 1998年9月14日）は、労働運動家。元・日本労働組合総評議会（総評）議長、合成化学産業労働組合連合（合化労連）委員長。
著書[編集]
単著[編集]
- 『産業別最低保障賃金――新しい賃金闘争の方向』（産業労働調査所、1957年）
- 『労働組合とは何か』（労働大学通信教育部［労働大学通信教育講座］、1960年）
- 『日本の労働運動』（労働法令協会、1960年）
- 『労働組合論』（労働経済社、1961年）
- 『ストライキ戦術』（労働経済社、1964年）
- 『現代の労働運動』（労働経済社、1964年）
- 『私の経営論 経営者論』（有紀書房、1966年）
- 『今のうち言おう――総評と社会党の明日の私たちの生活についての緊急発言』（自由国民社［Ace books］、1967年）
- 『わが闘いの記録』（秋田書店［サンデー新書］、1967年）
- 『転換期の日本労働運動――右傾化の克服と七〇年闘争』（平和書房、1969年）
- 『70年春闘と安保』（すくらむ社［すくらむ文庫］、1977年）
- 『闘いのなかで――労働運動二十五年』（青木書店、1971年）
- 『役人を斬る』（東洋経済新報社、1973年）
- 『ケンカのやり方――生活破壊時代を生きぬくために』（実業之日本社、1974年）
- 5版『ケンカのやり方』（実業之日本社、1978年）
- 『ひびけラッパ』（日本経済新聞社、1974年）
- 『春闘の終焉――低成長下の労働運動』（中央経済社、1975年、増補版1978年）
- 『日本改造論』（講談社、1977年）
- 『ストライキ――減速成長下のたたかい』（すくらむ社［すくらむ文庫］、1977年）
- 『わが三池闘争記――付・構造不況下の合理化反対闘争』（労働教育センター、1978年）
- 『過密への挑戦――この東京をどうするか』（人間の科学社、1978年）
- 『サラリーマンの生きざま論』（日刊工業新聞社［ウィークエンドブックス］、1978年）
- 『ノー・ネクタイでごめん――太田薫対談集』（アトランティック社、1979年）
- 『役人を斬る part 2』（東洋経済新報社、1980年）
- 『労働者のための春闘とは』（太田薫研究所、1982年）
- 『勤勉は美徳か――日本繁栄の陰に』（善本社、1984年）
- 『ストなし労働運動をブッた斬る――ストライキこそ日本経済繁栄の道』（日新報道、1986年）
共編著[編集]
- 『労働運動のまがりかど――われわれの立場と主張』（古賀専、細谷松太、和田春生、原口幸隆共著、一橋書房、1955年）
- 『労働組合と社会主義政党』（奥田八二共著、日本評論社、1974年）
- 『企業の社会的責任とはなにか』（鈴木治雄、岸本重陳、大野力共著、昌平社、1974年）
- 『社会党――その病根と活路』（奥田八二共編、草風社、1976年）
- 『直言 総評三顧問 日本労働運動再生への構想』（太田薫、市川誠、岩井章〔他〕著、柘植書房、1983年）
- 『危機にたつ総評――行革攻撃と労働運動』（市川誠、岩井章共編著、社会評論社、1985年）
- 『太田薫――太田ラッパ鳴りやまず』（述、太田正史、塚田義彦編、労働教育センター、1999年）
出典[編集]
関連文献[編集]
- 高梨昌編著『証言 戦後労働組合運動史』（東洋経済新報社、1985年）
- 戦後労働組合運動の証言研究会編『戦後労働組合運動の歴史――分裂と統一 「太田薫元総評議長（故人）」証言』（日本労働研究機構［資料シリーズ］、1999年）
- 水野秋著、労働問題研究会議編『太田薫とその時代――「総評」労働運動の栄光と敗退（上・下）』（同盟出版サービス、2002年）
- 塚田義彦『太田薫さんと私――合化労連書記局の窓口からみたもの』（塚田義彦、2006年）
- 秋山謙祐『語られなかった敗者の国鉄改革――「国労」元幹部が明かす分割民営化の内幕』（情報センター出版局、2009年）
- 朝日新聞社編『現代人物事典』（朝日新聞社、1977年）
- 『社会主義協会の提言』（社会主義協会出版局、1978年）
- 佐長史朗「太田薫」、現代革命運動事典編集委員会編『現代革命運動事典』（流動出版、1981年、38頁）
- 朝日新聞社編『「現代日本」朝日人物事典』（朝日新聞社、1990年）
- 秦郁彦編『日本近現代人物履歴事典』（東京大学出版会、2002年）
- 前田裕晤著、江藤正修聞き手+編集『前田裕晤が語る 大阪中電と左翼労働運動の軌跡』（同時代社、2014年）
- 岡田一郎『革新自治体――熱狂と挫折に何を学ぶか』（中公新書、2016年）